Project SOLA

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しくじり先生の辺見マリの回から学ぶ、マインドコントロールとコントローワブルな人々

      2017/04/11

マインドコントロール。

はっきり言って、一般人には戦争なんかよりよっぽど日常的に隣り合わせにある危機がこっちの方だと思う。正直、農業系クラスタにいると、こうした世界と肉薄することがよくある。てか日常的に近いぐらい頻繁に目にして、迷惑を被っていたりもする。



高校時代に好きだった子の話

……基本的に俺は、真面目で頑張っている女の子が好きなのだが、高校の頃、そんな好きだった子に告白してまんまとフラれた。で、大学に入ってしばらくした後、大学デビューにも失敗した俺は、その子と再会する機会があった。

大学生になってもほとんど変わらず、飾りっ気のない真面目一本槍の面持ちの彼女に近況を聞いてみると、「最近、サークルに入ってその活動を頑張ってる」そうだ。一体何かと思って聞いてみたら、『浄◯真宗』のどうだこうだ……みたいな奴だった。

あちゃー……と思って少しだけ話を聞いたら、「怪しいとは思うけど、それが本当なのかどうか体験して確かめてみる!」とか言ってキラキラしてたので、(……うん、さらば!)と内心でご冥福を祈りながら、甘酸っぱいあの学校帰りの公園での思い出にフタをする事になったわけだが、それからもやっぱり(真面目すぎる奴は危ねえなぁ……)と思うことが多々あったりする。

……ということを、今回この【しくじり先生】という番組の辺見マリの回を観て思い出したのだった。

辺見マリの「洗脳された話」が神回すぎた…【人はなぜ洗脳されるのか?】

洗脳におけるポイントの分類の見事さ

重要なポイントとして、『安心・驚き・嫉妬・囲い込み』という項目が挙げられていたが、この分類は見事だと思う。詳しくはネットにアップされている動画をご覧頂きたい。

この回、最初はコメディタッチで進んでいるが、後半は涙無しには見れないほどの感動巨編になっており、次第にどんどんと語りに引き込まれていってしまった。……そこには、誰でも簡単に陥りそうな日常のすぐ隣にあるかもしれない『人間の悪意』という恐怖が存在しており、それがあまりにもリアリティを持って伝えられるため、聞いている側は背筋が寒くなるような感覚を覚えることだろう。

過去にエコにかぶれていた俺も、当時のことを振り返り、周囲にかけた迷惑を思い出さずにはいられないほど共感してしまったので、心当たりがある方は、ぜひ一度見てみて欲しい。

洗脳状態におけるパターンと対処法

……さて、こうした洗脳状態というのは、客観的に見れば大体パターンが決まっており、すぐに(またこれか……)と分かるのだが、実際の当事者たちにとっては、『向こう側』の世界の方が真実なので、『こちら側』の世界の方を同じように思っていることだろう。

多分、世界の狭間に生きる俺としては、やっぱり「真逆の意見を聞く」「全く別クラスタの世界を知る」という、多様性を学ぶことが重要だなぁ……としみじみ思っているのだが、洗脳状態にある人たちを見てきて思うのは、『仲間内だけの世界に閉じこもっていると危険』だということだ。

これは、自分自身による擬似的な囲い込み状態なわけで、そうなると別世界のことが全く分からなくなるし、想像することも難しくなる。挙句の果てには、『奴らは敵』だと思うようにもなる。

思考のベクトルと自然との関連性

人間の思考というのはベクトルがあり、俺のように外へ外へと向かうパターンと、内へ内へと向かう方向に分かれていると思っている。前者の外へと向かう思考は、共生志向であり、変化をもたらす免疫を獲得する適応型のマインドで、後者の内へと向かう思考は、排他志向の恒常性を維持するアレルギー型のマインドなのではないだろうか?

自然現象と人間は共通項があるというのが俺の持論なのだが、このような二種類の思考を考えていると、どこまでも広がっていこうとするビッグバンと、全てを飲み込んで自滅していくブラックホールのような類似点があるのではないかと勘繰ってしまう。

『大事な存在のために自己犠牲として』結果的に洗脳されてしまう人々を見て、同情はするがそこへ踏み込んでまでどうこうしようとは今の俺は思わない。この番組を観て、悪用する人が減り、騙されなくなる人がもっと増えることを心から願う。……そして、勇気を持ってこの番組に登壇した辺見マリさんを、心から尊敬したいと思う。



『愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ』……?

最後に、『愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ』というが、愚者である俺は、結局経験から学ぶしかなかった。そのせいで効率は非常に悪いし、失敗も数多くしてきて、賢者である方々が庶民の情報を操作してうまいことボロ儲けしている姿を見ていると、なんて自分は不器用なんだろう……と思わされることもたまにある。

だが、そのおかげでたった二つだけ、『賢者に勝てる愚者の強み』というものを発見したと思っている。

それは、

  • 歴史において研究されていない、全く新しい角度からのアプローチを見つけられることと、
  • あきらめの悪さ

の二つである。……特に『あきらめの悪さ』にかけては完全に負ける気がしない。それは、虐げられれば虐げられるほど募っていく『怒り』の感情が蓄積されていくからだ。辺見マリも番組で語っていた通り、『真面目に頑張っている人々を踏みにじる』その行為に、あきらめの悪さを通り越した『執念』が募っていく。

この『執念』が持つエネルギーというのは本当に凄まじいものだ。積み重なった執念は、自分の人生を捧げたとしても何ら惜しくないほどのパワーを人に与えてくれる。もはや苦労することなんて何でもない。

こうした、悪魔に魂を売ってでも自分の目的を遂げようとするほどの執念を、おそらく賢者たちは手に入れることはできないだろう。そして俺は彼らにこう言いたい。

「……待ってろよ。あんまり人間を舐めるんじゃねえぞ!!!」

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