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『地雷原を観光農園に!』PJ

      2017/04/10

カンボジアのタイの国境近くでは、まだ地雷の撤去作業が行われている。
で、そこを何とかする方法を色々と考えていた。



『地雷原を観光農園に!』PJ

前にチラッと書いた通り、地雷は誰にとっても負の存在なので、外から資金を投入して地雷を撤去しよう……という方向性でずっとやっていったとする。
おそらくその場合、こんな問題点が出てくるだろう。

地雷撤去という作業は、マイナスをゼロにする作業でしか無いので、そこにプラスの価値を生むわけではない。
ということは、地雷が全て無くなった場合、そこにはゼロの価値しか残らないことになる。
それどころか、これまでにそこに投資してきたエネルギーの多くの行き場を失うことにもなる。
つまり、地雷撤去のために投入されてきた人員や組織など、プラスになっていたものすらゼロになってしまう……ということだ。
ということは、何が起きるかというと。

『地雷が無くならない』

ということが起こる可能性がある。
端的に言えば、既に無いのにも関わらず、「まだ地雷はあるので、支援をお願いします」という話が創り上げられる可能性があると思う。
……ここが、俺がNPO活動から手を引いた理由であり、各分野の現場で見てきた矛盾点でもある。

それが、『課題が解決することを目的としているにも関わらず、課題が存在しなければ、組織の存在意義がなくなる』……という部分だ。
要するに、マッチポンプが起こる可能性が高いのである。

……もちろん、志の高い方々に関しては、「自分たちの組織が存在しなくなることが社会にとっては一番いいこと』という理念で活動されているのはよく知っているが、残念ながらそこは人間。
そうでない方も数多くいることはよく見てきたし、実際、今の農業界だってほとんど同じだ。
困っていれば、誰かが助けてくれる……という意識でいる人が多いことも事実なのである。

まとめ

なので、俺はマイナスをゼロにするだけでなく、それをプラスにする方法をずっと考えていたのである。
それが、『地雷原を観光農園に!』PJであり、そのうちクラウドファンディングしたろーかという企画だ。

このポイントは、『地雷を全て撤去するのではなく、あえて一部残す』という所。
そのデンジャーゾーンを残すことによって、負の遺産を観光資源に転換させる……ということなのである。
要するに、原爆ドームみたいなもんだ。

そうすることで、俺みたいな一部の真面目で無謀で好奇心旺盛な奴らが一定数来ることが予想されるので、そいつらに働かせて地雷撤去体験とか、農園作りとかやらせる……て話。
俺のスタンスでもあり得意分野でもある、『光を強くするほど影は濃くなってしまうので、闇に身を浸していれば次第に目が慣れて、真っ暗に見えた影でもグレーぐらいにはできるかもしれないね……』パターン。

……予想では、途中で地雷を踏んで四肢が欠損する確率、『64%』ぐらいかな。
どうでしょうか。

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