Project SOLA

誰も理解できない道を進め。未来が君を信じてくれる。

とうとうアメリカで実写化されることに!?カウボーイビバップの未来が来る

      2017/06/07

唐突だが、【カウボーイビバップ】というアニメをご存知でしょうか?

公式サイト/http://www.cowboy-bebop.net/




カウボーイビバップとは?

カウボーイビバップとは、今から15年ほど前に放映されていた、ブルースがよく似合うハードボイルドスペースオペラストーリーです。
もう既に当時から珍しくなっていた大人向けのシリアスな話の展開と、伝説とも言える菅野よう子のBGMが奇跡的にマッチングした、アニメ界の歴史に残る大傑作でもあります。

少し前、このGWにGyaO!で無料放送されていたので、久々に懐かしく思いながら観てみました。
すると……現在の延長上に見える、未来の姿が投影されていたような気がして非常に驚いたのです。
なのでここに少しご紹介したいと思います。

※以下ネタバレ

まず、舞台は未来の位相差空間航行が実装された世界における、太陽系内を生活空間とした時代の話。
どうやらその頃の地球は、絶えず隕石が降り注ぎ、居住空間では無くなってしまったようです。
で、既に各惑星へのテラフォーミングが開始され、様々な差はあれど、太陽系全ての惑星に人類が住むことができるようになっている世界でした。

カウボーイビバップが面白いのは、このような背景を持った世界観でありながらも、非常に人間臭い暮らしが描かれていることです。
例えば主人公のスパイクたちは、貧乏な賞金稼ぎという職業なのですが、それぞれに義眼や義腕を身に付けていたり、仲間の一人は、遥か昔の時代において、コールドスリープで眠らされて未来へとやってきた……など、ハイテクなテクノロジーが実用化された生活が紹介されながらも、結構ダメな暮らしをしていたりします。

他にも、惑星によって貧富の差が生まれており、「火星に行けば何でもあるんだ……!」など、現代で言う途上国と先進国の違いなどが宇宙規模で描かれているわけですが……。

人間は文明が進化しても、ずっと変わらない存在である

多分きっと、人間ってそういうもんなんでしょう。
これは、どれだけテクノロジーが進化しても同様。
中身はそれほど変わらないんじゃないかと思っています。

そう考えると、ソフトバンクが発表した『感情を持ったロボット』が、人間のダメな部分をどう表現するのか……という所が気になるわけですが、それはひとまず置いておいて、上記に紹介した以外の注目ポイントを簡単にご紹介しておきたいと思います。

  • 警察組織が縮小したか無くなり、その代わりに犯罪者を取り締まる「賞金稼ぎ」という職業が成り立っている
  • 改造されて人間並みの知性を持った動物が生まれる
  • 位相差空間(次元の狭間のようなもの)に閉じ込められて出られなくなる者も
  • 宇宙風水は360度の円盤ではなく、さらに上下も加えた三次元的な仕組みになっている
  • 環境保護(動物愛護)団体がテロリズムに走り、バイオテロ事件を起こす
  • コールドスリープで未来に行って助かったのはいいが、代わりに人間関係を失う
  • 精神をデータ化し、デジタル空間に意識を移そうとする宗教団体が興り、「肉体は不浄なもの」と、自殺事件を起こす

など……。どうでしょう?




まとめ

かなり人間臭い上に、今でも少なからず同じような事件が起きていると思わせる話ばかりではないでしょうか?
カウボーイビバップでは、こうしたひとクセもふたクセもあるようなストーリーが菅野よう子の抜群のBGMとピッタリ合い、リアリティ溢れる世界観が生まれています。
ハードボイルドだけあって、地味だったり悲劇もあったりして、見応え充分。
特に、最後のエピソードに繋がる辺りの展開と言ったら……XXX!

とにかく、今から十数年も前にこれだけの話を考えた脚本家には脱帽です……。
果たしてこれからの未来には、このアニメの後を辿るような発展が待っているのでしょうか?

ゲームの世界に入り込めるという、【ソードアートオンライン】のように、「こんな世界になるかどうか……」というよりも、「こういう世界を実現したい!」というモチベーションで、テクノロジーを発達させていきたいものですね。
もしチャンスがあれば、ぜひ一度観てみることをオススメします。

 
 
 

 - 予測, 物語社会学 , , , , , , , ,