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生態学的に見たいじめをなくす方法

   

どうも。複雑系ブロガーのスミタヒロキ(@sumita_hiroki)です。

生態学を学んでいると、自然の仕組みと人間社会が非常によく似ているというか、同じだと言うことが分かってきます。

今回は、常々考えていた『人間社会におけるいじめという仕組みを無くす方法』について、生態学的に考えてみたいと思います。

なぜいじめは起こるのか?

まずは、なぜいじめが起こるのか?……という命題について考えてみたいと思います。

この原因に関してですが、どうやらこれは人間社会に問題があるのではなく、元々自然界に備わっている仕組みのようだということが分かってきました。

それは、『群れは意識を持つ』という本に載っていました。

この本にはそのタイトルの通り、個体から群れになることで、その群れ全体が意識を持ち、まるで一つの生命体のように行動するようになる……ということが書かれていました。

そしてその一部を抜粋すると、『生物は群れになることで、そこに集団心理のようなものが生まれてくる』ということが分かってきました。

ヤドカリの波打ち際の実験で実証された出来事

具体的な実験の例を紹介すると、西表島のヤドカリの実験があります。

そしてこの実験によると、群れになることによって「痛みを我慢する」という特性を手に入れるようである……ということが結論付けられていました。

この中で行われたのは、『波打ち際の実験』というものです。

簡単にこの実験を説明すると、「個体では波にさらわれてしまうため、砂浜を渡ることを躊躇するヤドカリたちが、群れになることによって砂浜を渡ることが可能となる」ということを証明すると同時に、「個体では痛みを感じて行動しなかったことを、群れの中では行うようになる。それには、ある個体の痛みを我慢するという機構が働く」ということも明らかにしました。

これはおそらく人間社会においても同様で、個体では脆弱な生物は集団になることによってその生存率を高める。しかし、それには一部の個体に危険を引き受けてもらわなければならない。それが、波に攫われるヤドカリであり、ライオンに捕食されるトムソンガゼルであり、同調圧力のストレスのはけ口を求める『イジメ』なのではないかと。

まとめと解決法

というわけで、集団としての生存を高めようと群れに加わったのであれば、その負担がどこかに伝達されるわけです。

つまり、群れになることによって痛みを我慢するようになったことが「いじめ」として現れるのであれば、その逆をやればいい。

もうお分かりでしょうか?

答えは「群れ」ではなく「個」に戻ればいいということです。

 

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